2014/06/05

福島へ行ってきた・いわき市・郡山・田村市・安達太良方面 (改定 しむら・中村版)

これまで関わりのあった南相馬以外の地域に触れてみようと思い、今回はいわき市、郡山、田村市、安達太良方面を一泊二日で車で周ってみた。

いわき市では、市の自然の家に飛び込みで訪問。
年間で何回か県内の子ども達を対象に宿泊自然体験をやっているそうだが、原発事故以降ボランティアが減少してしまい運営が大変な様子。
また、広大な敷地内にある施設だが、敷地の大部分を占めている森林は放射線量が高く利用できない状況だと。

いわき市側から20キロ圏ギリの検問まで行って、海沿いを走ってきた。
検問の若いお巡りさんは遠くから派遣されて来ていたようだ。

いわき市から郡山へ抜ける途中、あちらこちらで除染作業の張り紙と除染の廃棄物が大量におかれているのを目にした。


一緒に行った志村さんのFacebookより

「行こうかな」と答えてしまってから
わざときちんと考えないようにしていた 
「物見遊山で行けるところではない」 そんな気持ちのまま

常磐自動車道を行ける最後まで北上
そこには遠くから派遣された若い警官がいて
「3週間ずつです 自分は4度目です」と
「体調管理は?」と尋ねると ちょっと困った表情を見せた

海沿いの線路は当然のようになにも走っていない
片づけられない家はまだ住人を待っている
人の住めない町は晴れ渡っていて明るかった
綺麗に整列した黒い袋 時々白い袋 囁き合ってるみたいに

画面でしか見てこなかったことが
静かに当たり前にそこにあることをやっと確かめた

なかなかうまくコトバにできないな
写真もあまり撮れなかった

今夜はここまで(^^)
 


























二日目に田村市に入り、地元のILの方のお話を聞かせて貰った。
原発事故直後と自主避難をしてた時のこと。
今、何が困難なのか?
原発事故前となにが違ってしまっているのか。
時間をかけてゆっくりと話してくれた。
やはり介助者不足が深刻だとのこと。
もともと少ないのだが原発事故以降更に減ってしまったと。


一緒に行った志村さんのFacebookより その2


その後 
それぞれ南北に走る常磐自動車道と磐越自動書道
間の国道399号線を北上
ひたすら緑の山道と山間の集落  
まさに「日本の原風景」豊かな水と光を浴びた農業の土地 
でも黒い袋の整列 その袋を覆うさらに大きなシート
あれだけの山々をまさか“除染”できるのか 疑問を口にするのもはばかられる気持ち
翌日うかがう田村市を確認して郡山へ

田村市では自立生活を実現されている3人の素敵な女性たちのお話を伺った
震災のその時から新潟まで避難されたこと 
地元の仲間の要望あり事業所再開に戻るまで
介助を受けながら送る生活に欠かせないヘルパー不足の現実と
そのヘルパー 自身のその地での生活を心配する優しい心遣いにも 見えないモノへの哀しみがじんわりと染みついていた

もう一箇所寄る予定の所がお休みだったりして、時間が取れたので安達太良山方面もまわってみた。
たまたま見つけた山中のオーガニック・カフェ 「空CAFE」は古民家を使い、敷地内にカエルの沼もある素敵なところでした。


一緒に行った志村さんのFacebookより その3


安達太良山を見上げつつ岳温泉から土湯温泉へ
旧道沿いの『空カフェ』は古い民家を工夫したオーガニックカフェ
「震災当時はお客様が減りました。『自然食』を謳っているので、その後そのものへの疑いに売り上げへも影響もありましたがだんだん戻ってきています。こども達も少なくなってしまったのですが、それも少しずつ 戻ってくれています。」とのこと
周囲の沼や湿地は本当に美しく それを保とうと努力されている人たちの思いが叶えられていくよう見守りたいなと

初めて訪れ大急ぎで回り 自分の中に地図が描かれ始めた
自分の知る福島は真っ青な空と緑深い山 そうしてやはりそこここに見えないモノの存在

行くことができて良かった

先に迷惑かけてしまった種村君 ごめんね
息子をずっと支援してくれた根本君 本当にありがとう
そうして誘ってくれた中村さんに心から感謝です