2014.07.26の昨夜はKAMATA・JUNKナイト7月でした。
人種差別撤廃条約において
「人種的優劣又は憎悪に基ずく思想のあらゆる流布、人種差別の扇動、いかなる人種若しくは皮膚の色若しくは種族的出身を異にする人の集団に対するものであるであるかを問わず、すべての暴力行為又はその行為の扇動、及び人種主義に基ずく活動に対する資金援助の提供も『法律で処罰すべき犯罪』であることを宣言すること」と記されている。
しかし、インターネットや街頭で人種差別、それに基づく暴力行為の扇動=ヘイトスピーチは執拗に繰り返されています。
そこで、今回のJUNKナイトではフリーライターの李信恵 이(리)신혜さんにヘイトをめぐる現状やその背景、そして、現状をどう変えていくべきかをお話して貰いました。
冒頭でヘイトスピーチの実態をまとめたDVDを上映し、李さんが淡々とヘイトスピーチってなんなのか、どれだけ酷い行為が行われてきたのか、そしてカウンターの動き。
ヘイトスピーチは、その背景や思想信条に関わらず認めたり、黙認してはならない犯罪的な行為であり、対処療法として阻止していかなくてはならない。
そして、同時に、その背景となる「差別」が生まれにくい方策も必要だと感じました。
また、在日差別や沖縄差別、障害者差別など様々な差別の被害者が横断的な繋がりをもつコトが状況を変えていくのではないだろうかと。
KAMATA・JUNKナイトは風雷社中の地域交流イベントで、5月には地雷廃絶キャンペーンについて、7月はヘイトスピーチについてと重要なテーマを取り上げました。
今年度は9月、11月、1月、3月と開催する予定です。