トランジットカフェ・カラーズで9月から始まった映画「39窃盗団」のパワフル上映会が今月29日でアップする。 いったい、何回上映したのだろうか? 「39窃盗団」の上映回数でギネスに申請できないのだろうか? 僕は、この上映会のポイントは「、、、一度観てから知的障害を考えてみる」ってとことだと考えている。 僕自身、改めて考えるきっかけになった。 映画の中で主人公は福祉を嫌う。 奪われ、厳しい状況の彼にとり福祉は手助けにならないのか? 彼らは何故、福祉よりも窃盗団を選んだのか? 知的障害者は健常者より劣った存在であり、それを健常者に近づける事が福祉や教育の役割だと考えている輩が蠢く福祉。 福祉は彼らを力ない劣った存在だと蔑み見下している。 いきいきと息衝く一人の個人としては見ることなく、頭が悪くて可哀想な知的障害者としてみる。 だから福祉は彼らに見放されたんだろう。 福祉は勝手に障害者を作り上げ、勝手に指導だ、支援だとほざいてきた。 そんな福祉は勝手に終わっていけばいい、もう当事者に見放されているんだから。 って考えてみた。 なんて書くと 「それは昔の話です。今は当事者主体です。一人ひとりの状況に寄り添い、、、」って、嘘をつく専門性の高〜いヤツがいるが、、、。 あと数日間、トランジットカフェ・カラーズで映画「39窃盗団」の上映会は続く。 風雷社中と連携して運営されているトランジットカフェ・カラーズで「39窃盗団」上映会が実現した事を僕は感謝している。 コツコツと種を蒔く作業、コツコツと地を耕す作業からしか新しい状況は生まれてこないから。