風雷社中、支援事業 風:fuuでは2022年11月現在、平日朝の通所通学支援を平均14-15件対応しています。
ふと数えてみて「こんな件数やっているのか!」とビビってしまいました。
生活に必需であり、家族の代わりに担う(むしろヘルパーが担うべき)という非常に重要性が高い支援なのですが如何せん
●とにかく開始時間が早い(通学・出勤する人が自宅出発する時間に合わせて訪問するので必然的に早くなる)
●おおよそ同じような時間に支援がある→同時多発なのでとにかくヘルパー数が必要
●比較的短時間なので担当する人材が見つかりにくい
●ヘルパーが寝坊したらどうにもならない
●夜遅くまで酒飲んでいられない
●夜遅くまでゲームしていられない
これらの問題にぶち当たり、大抵のこういった早朝支援を受けられないのが事業所の実情ではありそうです。
そういったところ支援事業 風:fuuでは
「どうやったらこの生活を支える支援をできる限り受けられるか?」
「そもそも学校に行けない、職場に行けないということは問題では?」
これらの問題を打開するための戦略と体制を色々と練っております。
こっそりとどうやったらこの件数受けられるのかお教えします。
続きは資料請求にもしません。
1.定年退職したシニアヘルパーの雇用推進
実は法人のミッションとしても掲げているのですが、現在かなりのシニアヘルパーさんたちに現場を支えてもらっています。
定年まで働き続けた方々はとにかく仕事をばっちりこなす!
そして偏見でなく早起きで朝に強い!
2.ダブルワーカーの雇用推進
朝の短時間支援後に本業に出勤、複数の事業所をかけもちしているようなヘルパーさんの雇用を推進しています。
例えるとスーパーの朝の品出しのようなイメージで、もう少し仕事が欲しいという方だったり、短時間でも数が多ければヘルパーさんの仕事としても成り立つのです。
3.そもそも障害福祉に関係なかった人達の雇用推進
これも法人ミッションでもある「支援の一般化」
地域の人たちが支えることでヘルパーの母数をとにかく増やすこと。
現在も自社で知的障害者移動支援従事者(ガイドヘルパー)の研修を実施していますが、この研修を経てヘルパーとして活躍されている方が多数います。
ちなみに風雷社中の研修からヘルパーになった人の雇用継続率は特に高いです。
4.短時間支援でも1時間分の賃金
福祉サービス、移動支援も同様で最小ロットが0.5時間ということになっていますが、どんなに短い支援でも1時間分の賃金換算しています。本当に短いと5分ほどで終わる支援現場も一律1時間分!
「0.5hの支援だから」ということにせず、ヘルパーさんが働きやすい条件にしています。
5.朝出勤のチェック機能
朝の支援は開始時間の1時間前にメールを送信してもらい、そのメールが無いヘルパーさんにはすみませんが鬼電させてもらっています。
また、それでも連絡がない場合は社内緊急チャットにて急遽支援を組み換え、バックアップを行っています。
6.とにかく気合
筆者庭野は4月から特に朝は早く、平日毎朝7時開始の支援を受け持っているため、平日は5:50アラームで起床しています。若干の二度寝はちょくちょくありますが、寝坊は12年の現場経験の中で両手で数えられるくらいです。
もう、とにかく気合っす。気合のみで起きれる。
朝の支援で出勤が早いと一日が有意義に使えたりするのはメリットであったり、人間朝日を浴びつつ生きるのが健康的なところもあります。
その他にも色々とあるのですが、本日これにて閉廷!
★障害のある人の外出を支えようガイドヘルパー募集→コチラより